Green Leaf's Whisper


ことば、つながり、くうかん、
ささやきは風にのり、ときを流れる
ときを流れたささやきは、
そよかぜになってかえってくる



2003年1月


あたらしいノート

at 2003 01/01 01:39 編集

あたらしい年が
わたしのもとへ
やってきた。

まっしろなノートの
ような
これからの365日。

どんなことばを
かきこもうか。
どんなおもいを
ささやこうか。

このノートは
わたしだけでは
完成できないの。
たくさんのひと
大切なひとたちとの
出逢いと
かかわりあいが
ノートを
きれいに
しあげていく。

ことばをかわそう。
おもいを伝えあおう。
ノートにいっぱい
一緒にかきこんでいこう。

2003年の
さいしょのささやきを
おくります。
「ことしもよろしく...」
「ことばとおもいを
かわして
あたらしいせかいを
一緒につくっていこうね」

よびごえ

at 2003 01/04 01:07 編集

呼んでよ。
ひとりで
がまんしてないで。

なやみを
うちあけなくても
いいよ。
そうだんして
くれなくても
いいの。

わたしといる時間は
あなたに
やすらぎを
あたえないかな?
わたしとはなすことで
ほっと
できないかな?

あなたに
アドバイスを
あげることは
できない。
でも
勇気づけることは
できかもしれないよ?
肩のちからを
ぬいてあげられるかもしれない。

だから。
ね?
わたしのなまえを
そっと
ささやいて...

ふあんとこどく

at 2003 01/06 23:09 編集

ときどき
この胸をしはいする
どうしようもない
ふあん。
わたしを
縛りつける
こどく。

叫んでも
泣き喚いても
ことばはとどかない。
だれもかれもが
わたしを
しらないという。

げんじつには
ありえない。
そんなことは
おきようがない。
それなのに
ふあんが襲う。
こどくに
この身が震える。

だれもが
こころの奥底に
かかえているのだろうか。
そうだとしても
このわたしは
このふあんとこどくを
どうしたらいいのだろう。

ちいさくちいさく
ささやいてみる。
「ふあんに
おぼれちゃいけない」
「こどくに
うちのめされちゃいけない」
「たちあがる
ちからを...」

むねの奥

at 2003 01/09 23:35 編集

きみのむねの奥に
ずっと
しまわれている
おもいはなんだろう。

慎重に
頑丈に
くるんで
しずめている
そのおもいを
ちょっとでいいから
みせてくれないか。

ぜんぶを
かわりに
せおってあげることは
できないけれど
きみのために
できることは
ぜんぜんないんだろうか。

きみのむねの
その重石を
そのまま抱えていくことは
つらすぎるよね。
重みをすこし
わけておくれよ。

僕のささやきが
きみのむねの奥まで
とどきますように...
「できることは
少ないけれど
ここに僕がいるよ」

おんなじなのに

at 2003 01/12 00:10 編集

ことばに
重きをおくひとと
ことばじゃないところに
重きをおくひとが
いる。

こころのおもむくままに
おもいを
うちあけるひともいれば
こころのそこに
しまっておくひとも
いる。

だれもが
ことばをもち
おもいを抱えている。
けれど
表しかたは
幾千もある。

みんな
おもいを伝えたがって
おもいをわかりたがって
いるのに
うまくいかないね。

ささやきは
きょうもめくるめく。
「どうしたら
いいのかな...」
「伝えたいよ
わかりたいよ...」

相性とそこそこ

at 2003 01/15 00:47 編集

どうしても
苦手なひとがいる。
はなしをしていると
とても
疲れてしまうひと。

すべてのひとと
うまくはいかないよね。
すべてのひとを
好きになることも
できないよね。

「相性」って
たいせつなのかも...
いっしょにいて
楽しいとか
楽とか。

疲れちゃうひとと
つきあわないって
いうんじゃない。
気のあわないひとには
冷たくふるまうって
いうわけでもない。

そこそこのつきあいって
あんがいひつようだね。

疲れちゃってるときに
そっとささやいてみよう。
「“いいひと”じゃ
いられないよ」
「相性と
そこそこを
たいせつにしよ?」

めざめ

at 2003 01/17 00:06 編集

かのじょの素直さに
こころが
ゆれた。
なんてまっすぐな
ことば
なんだろう。
なんてはげしい
ことば
なんだろう。

わたしは?
まっすぐに
おもいを伝えることを
こわがってる?
はげしいじぶんを
さらけだすのを
ためらってる?

いつのまにか
「おとな」に
なってしまった
わたしがいる。
まっすぐなことばは
あいてに
負担だから。
はげしい感情は
あいてが
とまどうから。

そんなふうに
なあなあに
なってしまって
すなおなことばは
こころの奥で
眠らされている。

ささやけ
こころの奥に。
「ほら起きて」
「わたしの
すなおなことばよ
でておいで」

パンドラの希望

at 2003 01/21 02:27 編集

はげしい恐怖と
はかりしれない孤独が
あなたを襲った。

あなたのちいさなこころは
あなたを守るため
かたくかたく
凍ってしまった。

「何も聞かない 誰とも話さない」

けれど
あなたは知っている。
凍ったこころのおくに
ちいさな光が
灯っていることを。

何も聞こえない 誰とも話せない
何かを聞かせて 誰か話しかけて
何かを聞きたい 誰かと話したい

そうこの光は
パンドラの箱の希望。
あなたのこころのおくの
たいせつな
ちいさな光。

わたしにも
あなたのこころの光が
みえるよ。
だから
光がおおきくなって
こころをとかすように
ずっと
ささやき続けよう。

「いつも
あなたを見ているよ。
あなたは
かけがえのない存在。
あなたが
今ここで
生きていることが
なによりも
すてきなのだから。」




参照:「つれづれに(2003年1月18日鋭くささった氷の)」at kskyama's website



ぐるぐるまわる...

at 2003 01/24 02:03 編集

ことばが届く。
わたしのこころを
満たしていく。

ちからづよいね。
こころづよいね。

あなたが
まもってくれる。
あなたが
そっと手をさしのべて
ささえてくれる。

そうして
つよくなったわたしが
こんどは
あなたをまもるよ。
あなたに
そっと手をさしのべるよ。

あなたが
わたしをつよくして
わたしが
あなたをつよくする。
どんなときも
ささやきあおうね。
「あなたにささえられ
あなたをささえよう」

ゆらゆらゆら

at 2003 01/28 01:07 編集

水面につきが
ゆらゆら...
とどきそうで
とどかない。
この手に
つかめそうで
つかめない。

あなたのおもいが
ことばのなかに
ゆらゆら
ゆれている。
お月様といっしょね。
とどきそうなのに
つかめそうなのに...

しっかりと
感触をえることができれば
わたしのこころの
ゆらゆらも
きえるのかな。

それとも
ゆらゆらゆれる
おもいとともに
ゆらゆら
ゆれていようか。

ささやきも
ゆらゆらゆれる。
「あなたを
つかまえたい」
「あなたを
とおくでみまもりたい」

はりつめたこころのむこうに

at 2003 01/31 17:43 編集

凍りつくような
つめたいくうきが
こころを
ピンと
はりつめてくれる。

きみは
ますますいそがしく
ちからを
ふりしぼっている。

きみのこころの
一本の糸が
なにかの拍子に
ぷっつりと
切れてしまわないか
はらはらしながら
みているよ。

あともうすこし。
きみのとびきりの
笑顔がはじけることを
ずっと待ってる。

ささやきが
きみのちからに
なりますように。
「笑顔を
みせにきておくれよね」
「きみの全力は
たしかに
報われる。」

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