Green Leaf's Breeze

at 2003 04/27

まっさおな空
すいこまれそうな青を
ながめる。

わたしのなかの
いろいろなおもいが
うかんでは消え
そしてまたうかんでくる。

ことばをかわしたい
おもいを伝えたい。
ことばとおもいが
かよいあっているのだと
たしかめたい．．．

わたしのおもいは
あおい空にすいこまれ
どこへいくのだろう。

あなたへとどけ．．．

at 2003 04/23

ことばをかわす。
おもいをかわす。
発信と受信。
ふたつがあってかよいあう。

発信だけでも
受信だけでも
通じあえない。
わかりあえない。

発信することしかおもわないひとへ。
「あなたの受信回路はこわれてしまったの？」
「あなたのことばは
　だれかに受信されているのに。」

at 2003 04/11 22:22

琥珀色のつきが
あたりをそめる。
つきのひかりに
ねこの瞳が
金にひかる。

幻想的なひかりは
すべてを
銀の輝きに
かえた。

黒でもない
白でもない
ふたつがあわさり
灰色でもなく
銀の輝きが
うまれた。

あなたとわたしを
銀にかえる。
ちがうのにおなじ。
おなじなのにちがう。
それぞれの銀に
つきのひかりが
かえてくれる。

つきよ、
どうかせかいを
銀に輝かせておくれ。
それぞれちがうのに
それぞれを
うけいれられる銀に．．．

at 2003 04/10 00:28

おおぜいのこえが
ざわめきとなって
響いてくる。

かなしみ
屈辱
怒り
そして
歓び．．．！

おさえられ
みとめられなかった
こころが
ことばが
あふれでてくる。

歓びのざわめきが
せかいへむけて
ひろがっていく。

しかし
しかし．．．
この歓びを
手に入れるまでに
どれほどの
犠牲をはらったか
どれほど
あらたな
くるしみと
かなしみを
うみだしたか。

この結末を
これからの
プロローグとして
ともに喜ぼう。
そして
いまともに
喜ぶことのできないひとたちを
いたみ
追悼をささげよう。

わたしたちの
あたらしい未来は
いつも
あなたたちとともに．．．


（2003年4月9日23時50分
イラクからの映像を見て）

at 2003 04/07 23:19

暖かなひざし
穏やかなかぜ
ひらひらと舞い降りる
さくら．．．

すべてが
わたしを優しくつつむ
こころのおくで
にぶいひかりを
はなっている
ちいさなかたまりを
そっと
くるんでくれる

こんな日は
めを閉じて
ひかりにすべてを
なげだそう

今日このときだけでも
いいから
どうか
わたしを
浄化してください．．．

at 2003 04/05 00:50

わたしのこころのなかに
はいりこんだ
あなたのことば。

こころのなかで
ことばが
だんだんに
輝きをかえていく。

わたしの
ねがい
ふあん
きぼう
そういったものが
ブレンドされて
あなたのもとのことばが
わからなくなる。

もういちど
きかせて。
あなたのことばを
もういちど。

「わたしのこころに
あなたのことばを
響かせて．．．」

at 2003 04/01 21:04

あなたとの交流が
どんなに
わたしを支えたでしょう。
あなたのことばが
どれほど
わたしにえがおを
くれたでしょう。

あなたがきめたことを
わたしは
ほほえんで
うけいれましょう。

この決定は
けっして
わたしたちの
永遠のわかれには
ならないから．．．

またきっと
いままでとは
ちがうかたちで
出逢うことがあるから．．．

ふりかえれば
あなたがくれたことばたちが
いつでもわたしにそっと
手をふっている。

ことばの神秘。
おもいの奇跡。
ささやきは
ときをこえて
ずっとわたしのなかに
のこりつづける．．．